夜泣き

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夜泣きの本当の原因

夜泣きが継続していると、それが本当に夜泣きなのかそれ以外の病気が原因なのか区別できず病院に行かずに放置してしまう可能性があります。突発的に荒々しく泣き始めるなど、普段と異なる泣き方を見落とさないようにしてください。例を挙げると、皮膚に湿疹などの皮膚病の兆候はないですか。

アレルギーによる皮膚炎などはどんなに気配りをしていても、意外にオムツかぶれは気にしない人もいるようです。おむつにかぶれるということは、赤ちゃんにとって心地よい眠りを邪魔するほどの嫌な状態にあります。早いうちに治してあげましょう。さらに、風邪などが原因で発熱したときや、耳に痛みがある中耳炎などのときは泣き方が険しくなります。なかでも中耳炎の場合、痛い方の耳を手で触ったりするので対処しやすいと思います。

泣き方の変化に注意しましょう

脚の付け根から腸の一部が飛び出す鼠径ヘルニアは、わりと小さいうちによく見られる症状です。鼠径ヘルニアという疾患は、太ももの付け根に腸が突出する状態のことで、はじめはほとんど痛みません。太ももの付け根あたりを意識して見るようにすると、ふっくらと大きくなっているので判断できます。鼠径ヘルニアで危険な状態は、「かんとんヘルニア」になった場合です。「かんとん」は、腸が元の状態に戻らず途中で締め付けられていることを言い、強い痛みや息が苦しいような苦痛を感じるようになります。ほったらかしにすると腹膜炎になり大変な状態ですから、鼠径になっている子どもが夜泣きするときはよく観察してください。

夜泣きをする1歳半までの年齢に多いのが、腸重積症という初期での治療が重要となる病気です。この病気は生後4ヶ月から1歳くらいまでに見られることが多く、苦痛に伴って顔をゆがめるほどの発作を繰り返します。夜泣きの泣き方が変わったように感じ取ったら、すぐに病院に駆け込むようにしましょう。

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